昨日高野山の普賢院というお寺で
主人のおじいさんの50回忌のお参りをしました。
普賢院は
金剛峯寺の近くにあります。
高野山は和歌山県の標高900mの頂上が盆地になっている山で、
1200年前に弘法大師によって
真言密教の修行場として開かれた所で、世界遺産になりました。
高野山へは、大阪からは南海高野線の特急で約2時間、
街をすぎると美しい緑の中の単線を走り、
小さなトンネルをいくつも通って行きます。
そして、極楽橋という駅で下車してから
急勾配のケーブルカーに乗り換えて5分、山頂へ到着です。
昔ならものすごーーく山奥だったのでしょうね。
お坊さんの修行って 本当に大変だったのですね。
今、高野町には約4000人の人達が住んでいて
そのうち1000人は修行のお坊さんだそうです。
普賢院のうす暗い本堂に中に 普賢菩薩がおかれていて、
その前で5人のお坊さんたちが
お経を合唱?してくださって、とても快い響きでした。
普賢菩薩
(本物は 撮影禁止なので
これは パンフレッドのものです)
この 普賢菩薩がどんな方なのか?
お経がどんな内容なのか?
さっぱり??分からなかったけど??
もしお経が日本語なら
仏教はもっと分かりやすい宗教になっていたのではと
いつもお経を聞くたびに思うのだけど?
もう50年以上前に活躍されたおじいさんの事を
よく知らない世代になってしまいました。
でも、街の中にいると時代がどんどんたっていきますけど
高野山では、古い時代と新しい時代が
同じ時のようにも 感じられる気がします。
お参りされる人々にも、1200年前の弘法大師様が
とても身近に感じられるのだと思います。
緑緑の高野山も今は新緑の季節です。
槇の黄緑の新芽がよく目立っていて
とっても、清々しい高野山でした。
世界遺産高野山のHP
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