農業や林業の傍ら いつも短歌やエッセイ書いている
叔父(私たちは 詩人の叔父ちゃんと呼んでいます)の
エッセイ (テーマは 同窓会)が
先日 西日本新聞の“こだま”に掲載されました。
いつも 叔父の短歌のファンだと言ってくれる友達に
エッセイも読んでほしくて ここにも掲載します。
傘寿超え誓う 年1回の再会
クラス(同級)会をやっと開いた。
1929.30(昭和4,5)年生まれで
現在83歳と84歳のクラスである。
小学6年の3学期から国民学校と名前も変わり
戦前、戦中、戦後と 生き抜いた者同士である。
56人いた同級生も 23人が亡くなり
6人が音信不通だ。
体調が優れず参加できなかった者もいる。
男子5人、女子4人の参加であったが
遠くからも駆けつけてくれて
大いに盛り上がった。
誰に遠慮することもなく
「おまえ 俺」といい 旧交を温めた。
食事の後、薬を飲むものが半数以上いたが
「俺は薬は飲まない。酒を飲む」と豪語した者もいた。
傘寿を超え、別れがいつ来るか分からない。
集まった者で 「1年に1回のクラス会をやろう」
ということになり、再開を約束して乾杯した。
叔父の家の近くの三日月の滝
手前の山が 切り株山で
向こうに見える山は 万年山です。
私達も 一緒に遊んだ同級生達が 恋しい年頃になりました
でも 戦争を乗り越えてきて叔父達の時代は
同級生というのは
同志なんだな~って
とっても さっぱりとした文章だけど
とっても 力強くて 温かくて・・・
いつまでも 仲良く 楽しく過ごしてと
心から願っています。
それから 私達の同窓会もそうですが
いつも同窓会のお世話をしてくれる人達
とっても 大変でしょうね。
本当にありがとうございます。
PR